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歯周病講演報告

院長の関野です。

3月9日(日曜日)横浜鶴見歯周病研究会(YTAP)にて講演をさせていただきました。

今回は鶴見大学歯周病学講座の教授に新しく就任された長野孝俊先生に講演の依頼をいただきました。

私は他大学出身にも関わらず、これまでも前教授の五味一博先生をはじめ鶴見大学の先生方には本当によくしていただいており、少しでもご恩を返そうと気持ちを入れて講演に臨みました。

私の講演テーマは「障害者の歯周治療から歯周基本治療を再考する」です。

歯周病の原因に障害者と健常者に違いはありませんが、障害者の歯周病はより多くのリスクファクターが関連し、一般的には治療は難しいと考えられています。

しかし、難しい障害者の歯周病を治せるのであれば、そのノウハウは健常者にも応用できるはずです。

今回は、その難しい課題に挑戦してきた経過と成果をお話しさせていただきました。

講演の最後に五味先生から温かい講評をいただいた時は、これまでがんばってきたことを思い出し、グッとこみ上げてくるものがありました😢



歯周病の改善にはプラークコントロールが欠かせないことは、歯科医師、歯科衛生士なら誰しもが知っていることです。

つまり、歯磨きがうまくできていなくて磨き残しが多いと、歯周病が治らない、治りにくいということです。

それでは例えば障害があって、自身での歯磨きが難しい方の歯周病はどう治療したらよいのでしょうか。

私はこれまでの取り組みで、この答えのなかった、むしろ多くはプラークコントロールが難しいから仕方ないとあきらめが答えだった障害者の歯周病治療に、歯周病専門医として答えが出すことができたと思っています。

そしてその成果を、歯周病の臨床、研究で指導的に活躍されている先生方に評価してもらえていることは、自分の仕事に誇りを持つことができる幸せなことだと思います。



今は地域医療という場で、これまで培ってきた経験とスキルを活かし、障害があるなしに関わらず、患者さん一人ひとりに合った歯周病予防と治療を提供しています。

当院の強みは、

① 歯周病見つける診断力

② 質の高い歯周病の治療

③ 歯周病を発症、進行させない質の高い予防(メインテナンス)
です!!

歯科大学病院には一般開業医から歯周病の患者さんの紹介が多くあります。

それだけ歯周病治療は難しいということです。

当院では歯周病専門医、歯周病学会認定歯科衛生士が在籍しているため、歯周病で困っている方、歯周病かどうか不安な方などのお力になれると思います。

歯周病への考え方や治療方法はいろいろありますが、当院では正確な診断のもと、日本歯周病学会のガイドラインに基づいた基本に忠実な歯周病治療を行います。

これからも、皆様の歯や歯ぐきを永く健康に保つお手伝いを全力でさせていただきますので、引き続きよろしくお願いいたします!